
BtoC サイトとの違い
対法人取引(BtoB) 商材の購買意思決定は、BtoC と比較して、このような違いがあります。
情緒的な判断や美的な印象だけで企業サイト・サービスサイトを制作してしまうと、十分に機能せず、うまく営業プロセスと連動しない、といったことが起こります。
購買担当者は、今や 60% 以上が営業担当者に会う前段階、オンラインでの情報収集でほぼ意思決定を済ませていると言われます。ウェブサイトは案件の初期段階を担う営業担当者と捉え、戦略的に設計していく必要があります。
購買の意思決定までの期間が数ヶ月〜数年と長く、検討の段階に合わせた説得材料が必要
意思決定までに企業内の複数の関係者が関わるため、客観的かつ理論的な説得をする必要がある
アクセス数の絶対量が少なく、一般的な Web アクセス解析の知見が適用しづらい
成果指標がオンラインのクリック数だけでなく、その後の商談のプロセスに存在する
Fida のサイト制作プロセス
1. 戦略的コンセプト策定
設計・デザインに着手する前段階の、もっとも重要なフェーズです。時間をかけ、以下のような項目を明らかにします。
- 市場分析・競合調査
- ターゲット市場における、貴社サービスの差別的優位点
- ターゲット企業のペルソナ、一般的な検討・購買プロセスの仮定
- 既存サイトのアクセスログ解析による課題の抽出
- 顧客の検討フェーズごとに必要なコンテンツの洗い出し
営業組織やその他部門の社員の方を交えたワークショップや、顧客企業様にユーザーインタビューをさせていただくこともございます。
2. サイト構造の設計
BtoB サイトの場合、伝えるべき情報量が多いため、サイト構造が複雑になりがちです。
見込顧客企業の担当者の検討段階や、権限レベルに応じて、最適なコンテンツに迷わず到達させるためのサイトマップとナビゲーションを、入念に設計します。
3. デザイン・実装作業
戦略的コンセプトから抽出したブランドの一貫性に基づき、サイトのデザインを提案します。
弊社にてウェブサイトの実装を行う場合は、WebFlow や Divi といったページビルダーツールを用いて高速かつ低コストにサイトを構築します。
今後のサイト改善に必要な Google / Facebook / Yahoo! の各種計測タグなどもあわせて実装します。
4. 運用・PDCA 支援
ウェブサイトは公開がゴールではなく、あくまでスタート地点にすぎません。日々の営業活動における仮説と、定量・定性データによる検証を用いた、継続的な改善への取り組みとセットです。
一連の PDCA の取り組みが貴社内で実施できるようサポートします。
Fida の提供サービス

Web サイト制作
BtoB ビジネスの原則にのっとった、商談・受注につながるウェブサイトを作ります。

Web 分析・改善
Web 解析の定量データと、インタビューによる定性データにもとづき、サイトを改善します。

広告運用・SEO
集客施策には、継続的な運用が欠かせません。最終的に自社内で運用ができるよう支援します。

営業プロセス改善
高額な営業支援ツールを導入する前に、現在の営業プロセスを見直し、改善ポイントを探ります。
